障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

障害者 防災対策 物を安易に捨てない。非常時に利用できるぞ!

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最近は断捨離という言葉を良く見聞きするようなった。
私は30数年前の大学生の頃から、余分な物が部屋にあるのが嫌いだった。
本当に必要な物以外、あるとスッキリしない物、すぐに捨てていた。
たまに兄弟の物を捨てていしまって、大目玉を食らったことも少なからずある。

最近は捨てなくなった。
捨てることもあるが、良く考えてから捨てるようになった。

 私の息子達は障害があるので、非常時の避難所生活を基本、想定していない。
そのため非常時の生活は、クルマの中と駐車場がメインになると考えている。

仮に非常時が1週間継続した場合、
水、食料、トイレ、着替え、歯磨き、衛生管理、などなど、
頭だけではイメージしきれないくらいのことの準備が必要だ。
考慮しないといけないアイテム数だけでなく、量も大事だ。

簡単に捨ててはいけない!
と最初に気がついたのが衣類。
 少し古くなってゆるめになった物。
 小さな穴があいたトレーナー。
 くたびれた感じの靴。
家の中でなら、まだ十分着られる。

今までは新しい物を買うと、古い物は地域の資源ゴミとして出していた。

普段着ている物は非常時に量的に足りるのか?
普段着ている物は、家が倒壊した場合は使えない!

そんなことを考えて用意したのが冒頭の写真。
息子の着古した物を大きめのバックに入れて、クルマに保管。
これなら非常時に使える可能性が高くなりそうだ。

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こちらは、くたびれた靴。買い換えが済んだもの。
ベッドの横に置いてある。

地震でガラスや危険物が家の中に散乱してしまった場合、
素足で歩くことは絶対に避けたい。
普段履きの靴があれば、ガラスの破片程度の物は踏んでも大丈夫だろうと思われる。

以前なら捨ててしまっていた。

普段は何の役にも立たない物。
でも、非常時には十分役に立つ物。

よ~く考えることが、非常時に困らない、お財布にも優しい、ということのようだ。