先日、息子が施設のクルマで帰宅した際に、スライドドアに挟まれた。
スライドドアは自動閉会するタイプ。
自動閉会するタイプは、例えばドアが人にぶつかると自動で開くように設定されているので、今回もドアが息子に当たった後、すぐに開いたようだ。
この様子を、当日我が家を担当していただいた、介護ヘルパーの方に聞いた。
これが健常者なら何の問題もないが、障害者には重大な問題を発生させるかも?
とりあえずは、スライドドアはどのくらいの強さでぶつかるか確認。
写真のスライドドアは我が家の13年物のアルファード。
自動で閉めてみて、自分にぶつけてみる。
ドアが腕に当たるとすぐに自動で開いた。ちょっと当たった、くらいの感覚で痛くもない。
3回試したが当たるとすぐに開いた。
翌日、施設のクルマが迎えに来てくれたので、そのクルマでも試させてもらった。
アルファードと同様に問題無かった。
クルマで自動といえばもう一つ、パワーウィンドウ。
これは我が家のアルファードで確認。
これは危険があるかも?だった。
ウィンドーを閉める際に、ちょっと強めに手を当てるとすぐに止まって下がった。
問題は、ウィンドーを開けて指でつかんだ状態で閉めると、ウィンドーは止まらない。
ちょっと力を入れても止まらない。
最後までいって、指を挟む勇気は無かったので思いっきり力を入れて止めた。
どうやら衝撃が加わるとすぐに止まるが、指をかけてボーッとしていると止まらないようだ。
スライドドアよりパワーウィンドウの方に危険性が高いことを認識した。
スライドドアに挟まれることに物理的な危険はほとんどなさそうだ。
我が家の息子のように知的障害のある場合はどうか?
この健常者には何の問題も無いような事でも、知的障害があると、ドアが当たってきたということをきっかけに、ちょっとしたパニックを引き起こす可能性がある。
息子はパニック状態になると、急に走り出したりする。
その時は、多分周りの人は息子をすぐには止められない。
道路に向かって走り出し、クルマにぶつかることも十分考えられる。
施設の方々は障害者への注意するポイント等は十分に把握されていることだろう。
私自身は、身の回りの危険に対して、ちょっと気が緩んでいたようだ。
今回の出来事は、気を引き締める良い機会になった。