障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

成年後見制度 勉強のため本を読みました。

知っておきたい
成年後見制度
TO
春風事務所 司法書士 藤田真弓

藤田真弓さんの本を読ませていただきました!

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このジャンルの本を読んだ理由

私には障害のある息子が二人います。
近い将来、必ずお世話になる制度だと思ったためです。
制度の名前は聞いたことありますが、内容に関しての知識は、ほぼ0。
わかりやすく書いてある本を探していました。

 

 

本屋さんで、この分野の書籍コーナーで、この本を選んだ理由

  • 例え、イメージ、というのでしょうか?があった。
  • 正式な書類のひな形の記載があった。
  • コラム、が面白くて、ためになりそう。
  • 表紙の猫ちゃん、可愛い!

読んでみました。

本の内容からして当然ですが、

  • 法定後見
  • 補助、保佐、後見
  • 財産管理の同意権、取消権
  • 。。。。。。
みたいな言葉が沢山出てきて、説明されています。
難しい用語の文章だけですと無意識に「やっぱり難しいよな!」が頭の中を占領して、肝心の内容がうまく入ってこないことがあります。
 
でもこの本は大丈夫でした。
説明の途中で可愛いアシスタントが二名?二匹が適切ですが、登場して理解度アップのためのワンポイントのコメントをしてくれます。
また、制度や用語を「例え」「イメージ」での説明もあるので、私には理解しやすかったと思います。
 
時々、コラムが挿入されていますが、
「財産が絡むと。。。。実際にあるんだ!。。。」
後見制度の理解の補強につながり、かつ、興味深く読み進めることができます。
 

著者自身が後見人の実務を行っていることの重要性

成年後見制度が必要になる方々は、制度自体を良く知る必要があると同時に、
「実際はどうなんだろう?」
ということが、凄く知りたいのでは無いでしょうか?
 
後見人が直面する問題、イコール、後見される方の人の問題が、様々なケースの実例としても紹介されているので、より身近で自分のこととして捉えることが出来そうです。
 
私の場合に直接当てはまる、障害を持つ子供の親なき後問題、も掲載されていました。
 
一番大事なことは、
まだ元気なうちに、自分自身が判断能力があるうちに、
成年後見制度の利用を開始すべきなんだ!と強く感じるようになりました。

本を読み終わって。私たち家族は?

私はまだ56歳ですが、一人親でもあり、私に何かあった場合の緊急連絡先が無い、状態です。
 
息子の後見人には、私以外になっていただく必要があると思っていますが、
「いつから後見人に付いてもらうのか?」
答えが出せていません。