障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

成年後見制度 後見人はいつから? セミナーに参加しました。

後見人はいつから付けるべきか?
「親あるうちの準備を考える」セミナーに参加してきました。

かなり高い、ほぼ100%に近い確率で、私は息子達より早く死ぬ。
そんな時のために、成年後見制度がある。
後見といっても、後見、保佐、補助があり、それぞれの違いは。。。。。

 

ネットや本で何回か読んでみたが、正直、「だから何?」
文字で書いてあることは理解できたと思うが、なぜかモヤモヤした物がいつもの残っていた。

今日のセミナーは、実際に何人かの後見人をされている弁護士の方が話をしてくださった。

一般的な制度の話。。。。素人にもわかりやすく簡単に話していただいた。
家庭裁判所が。。。。。。
と話が続き、

 弁護士    「いつから後見を始めたら良いでしょうか?」

 私(頭の中で)「いつからって?私が死んだ後だよな~」

 弁護士    「できるだけ早く。親御さんが元気なうちに。。。」

 私(頭の中で)「はぁ~?私が元気なうちに、見ず知らずの後見人???」

この後の弁護士の方の説明で、ネットや本でモヤモヤしていた物がスッキリした。

なぜ、親御さんが元気なうちに後見人を付けるか

息子に後見人が無いまま、私が突然死んだとする。
具体的な手続きは分からないが、いろいろな手続きの後、息子に後見人が付く。
息子に始めて会った後見人は、当たり前だが、息子の生活習慣、好きなこと、嫌いなこと、障害の特徴、を長い時間をかけて把握することになる。
その長い間に、息子も、後見人の方も、うまくいかない事が多く、嫌な思いを、きっと沢山することになる。

一方、私が生きている間に後見人が付くと、
私が身の回りの世話、後見人は財産管理となるが、息子の障害の特徴を後見人にいろいろ伝える事が可能になる。
私が死んだ後も、息子の世話を後見人にスムーズに移行できる確率が高くなる。

私の後見制度に対するモヤモヤは
「いつから後見を始めたら良いのか?」
という事が心に引っかかっていたようである。

大問題 緊急連絡先が無い。

私には、私が死んだあとの事を委ねることの出来る親族がいない。
私が突然死した場合、どうなってしまうのだろうか?
解決策の見つからない、大きな問題としてプレシャーを感じていた。

私が元気なうちに息子に後見人が付けば、私が突然死した場合に
「緊急連絡先がない」
という、私に取って大問題の解決策が1つ見つかったことになる。

でも、まだ56歳だし。。。。

じゃ~、明日から後見人の手続きを。。。
とはいかないが、後見制度、前向きに検討開始!

後見制度、使えるかも!?

今日のセミナーに参加するまでは、正直、後見制度って
「あんまり使えない制度かもね?」
と思っていました。私の理解不足でした。弁護士の方、ありがとうございました。