まずは私の会社のチームをご紹介。
写真はあくまでイメージだが、結構似たような感じで、メンバーは全員日本人。
チームリーダー 女性35歳前後だったと思う。
私 約57歳 平社員
私と同世代 女性
中堅 男性45歳くらい
若手1 男性40歳前くらい
若手2 男性30歳になったかな?
私から見たら、かなり年齢の離れた年下上司と4人の同僚(社内のタイトルは同じ)ということになる。
以前は同僚、といえば同世代だったが、今では同僚といえば年齢的にギャップが大きくなっていて、息子、といってもおかしくない人が会社では同僚だ。
私の仕事はかれこれ20年近く、データ分析、シミュレーションツールの開発、みんながつかえる簡便なエクセルツールの作成などをやってきた。
一緒にツールなどを作っていた同僚も大半は定年や転職などで会社を去ってしまったが、以前に作ったツールなどは現在も使われているものが結構ある。
当然、以前に作ったツール等は若い人が使うようになり、質問やツールのカスタマイズの依頼などは私にやってくる。
正直なところ、これが、
面倒で、
悪い言い方だが、ウザくて、
聞く前に、自分で何とかしろよ!
私は、年上の人に聞く前に、よ~く自分で調べて、それでも分からないときに聞いたのに!
と、精神面でのストレスになっていた。
若い人へのメールの返事にも、なんかトゲ、があったように思う。これって老害?
一方で、私は以前から名前を呼ぶときは、年齢に関係なく、さん、づけで呼ぶようにしていた。
社会にでたら、年齢はだんだん関係なくなり、仕事での信頼関係になるのだから、年下だからといって、君、呼び捨て、はしないようにしよと考えて実践してきた。
今日、コーヒーを飲みながらボ~ッとしているとき、気がついたというか認識した。
私の気持ちの中で、矛盾が生じている。
社会にでたら年齢なんか気にしないで接しないと、と思いながら、一方で年齢の上下関係を強く意識している自分がいた。
若い方からのメールが来る度に、この矛盾がストレスになっていたようだ。
ちょっと話がそれるが、
最近ネットの記事で気になるのが、定年後の男はひとりぼっちがほとんどで、同年代の女性はネットワークも広く、見ず知らずの人とでも普通に話ができる、
というようなものを多く見る。
私の場合も、年齢の上下を気にしていたら、ひとりぼっち、間違いない!
コーヒーを飲みながらボ~ッとしているときに、そう思った。
高田順次さんみたいに、気楽にやろう!
定年まで約3年、気楽に考えて、意識改革できそうな気がする。