障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

私たち家族の人生は何色だろう? 白で始まり青が終着点のような気もする。

今週のお題「わたしの好きな色」

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私の好きな色はブルー系。

最初にそう思ったのは、かれこれ30年前くらいになる。

会社勤めをして初めて買った車がフェスティバのキャバストップ。
色はエーゲブルー(エメラルドブルー?記憶が定かではない)だった。
単なる青ではなく、水色がかった青とでもいうのだろうか、海の色に似ていた。

さまざまな色について、特に考えたことは無かった。
目に入ったその瞬間にすでに色はついている。
色は既に決まっている物を認識しているだけ、と思っていた。

息子は今、1人で遊んでいる。
私の息子は何色なんだろう?
私たち家族の色もあるのだろうか?

 生まれた時、私のイメージとしては白だと思う。

何色にも染まっていない真っ白。
息子は生まれつきの障害、と診断されている。

でも生まれた瞬間は真っ白の状態だから、障害とかも無かったのではないか?
とか思ったりもする。

息子達は二十歳を過ぎた。
今は何色なんだろうか?

きっと、ほとんど白だと思う。
さすがに生まれた時の真っ白、ではないと思う。
ただ、障害があった分、他の色に染まっていなように思える。
素直だ。

時々機嫌が悪くなってしまうが、心は小さな子供のままでいるのだと思えば仕方のないことだ。

私は何色かと自問すると、かなり灰色?
大人になって損得を考えるし、57歳という年齢なので人生に疲れてきているとという点を考慮した結果だ。

この灰色のままで人生を終わりたくはない。
いつかだんだん水色になり、真っ青な青空のような色になって人生を終わりたい。
しがらみを捨て去り、晴れ晴れした気持ちで最期を迎えたいと思う。

息子達のことを考えると、そう簡単に最期を迎えるわけにもいかない。
でるだけ長生きして、息子達をサポートしながら一緒に過ごしたい。

私たち家族の、それぞれの色を混ぜ合わせると、今はちょっとくすんだ白だろう。
私が白を濁らせている。

家族の色を私の好きな青色に変えるために、57歳の私がもうちょっと頑張ってみよう!
頑張るといっても、ゆる~く、ゆる~く、だ。
でないと途中で息切れしてしまう。