障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

家飲みタイムは10分間。息子達の表情がおつまみ?

今週のお題「家で飲む」

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1人親になってからの私の1日は、
朝9時、通所施設からのお迎えの車に息子を乗せる。
午後4時 帰宅。

9時から4時だけでは仕事時間が不足するので、介護ヘルパーさんにも何日か入っていただく。

その日は介護ヘルパーさんが夕方6時半まで。

そんなわけ、どんなに遅くても私は夕方6時半には家にいることになる。

 もう何年も家飲みオンリーだ。

もう少し若い頃は会社の同僚たちと終業後、普通に飲み会があった。
でも、二次会は参加せず。
障害のある息子達のこともあるので、飲んだくれて帰るのは気が引けた。

今から思えば、多分1人飲みが好きだったのだと思う。
出張から帰る新幹線。
駅のキオスクではなく、駅近くのスーパーなどでワインのハーフボトルとおつまみを買い込んでから乗車。

遠くに見える夜景をボ~ッと眺めながら、ワインをチビチビ、チーズ系のおつまみをパクリ、している。
楽しい、とはちょっと違う。
ゆ~ったりした時間が過ぎてゆくのが、何とも気持ちが良い。

歳をとってから、過去の出来事を思い浮かべることが多くなってきたようだ。

現在に戻ろう。

夕方になって、食事の準備が終わると私の家飲みの時間だ。

おつまみは、柿の種、が圧倒的に多い。時々、ぼんちあげ。
いつのころからか、ビール飲料には乾き物、が定番になっている。

息子達はアルコールは飲まないので、ノンアルコールビール
〇〇(長男の名前)、〇〇(次男名前)、乾杯!

乾杯のあとは静かな時間だ。
長男はしゃべれるが、自分からは特に話さない。
次男はそもそも話せない。
それぞれ、乾き物、をポリポリする音がして、時々、グビイ、と飲み干す音。

私はというと、息子達のポリポリ、グビイ、を見ているだけ。
とりあえず、今日もみんな元気そうで何よりだ。

10分くらいだろうか、息子達が柿の種を食べ終えると私の家飲みの時間も終了。
息子達が、今日の晩ご飯は何だ?といった表情に変わる。

そこから私は家事の戦闘開始だ。
食事の準備は出来ているので、配膳、食事、食事のサポート、片付け、本日2回目の洗濯、その他もろもろ、このもろもろが案外多い!。。。
息子達がベッドに入るまで、戦闘継続。

静かな家飲みの10分間があるから、頑張れているのだとも思う。