障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

今年のGWは、時間の制約から解放される「バカンス」となった。皆さんのイメージする「バカンス」ではない、と思いますが。

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

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皆さんは「バカンス」といったらどんなイメージでしょうか?
リゾートでちょっと贅沢に過ごす長めの休暇?
私も今まではこのようなイメージでした。

調べてみると、「長期休暇」という意味合いらしく、リゾートでという場所的な意味合いはないようです。

一方で、別のイメージも持っていました。
私の好きな映画のボーン・アイデンティティーの1シーンだったと思うのですが、
とっても田舎で、周りには自然しかないような古い家で、食事は自分たちで作って、食卓にはワインが当然のようにあって。。。のんびり過ごす。

ま~、この映画では悲惨なバカンスとなってしまうわけですが、
この1シーンで私が思ったのは、バカンスって時間の制約からの解放?でした。

 我が家の家族構成は、父親(私です)1人、障害のある息子2人の3人家族です。
私はサラリーマンで週5日勤務。
息子の介護等もあるので、週4日は在宅勤務。

日常はとういうと、家事、介護、仕事、最近の言葉でいうところの、ワンオペ?となるのでしょうか?

ま~、忙しいの一言です。
家事、介護、仕事で一番のプレッシャーは仕事です。
家事と介護、決まった時間に決まったことをする必要があるのですが、
そこに急な仕事、トラブル、私だけではないと思いますが、普通にあります。

あ~、締め切りに間に合わない!上司に連絡して言い訳しないと!
あとちょっとで終わるんだけど~、でも息子が通所施設から帰ってくるから中断。
え~!明日の朝一の会議の資料。息子を寝かしてからやるしかないよな~!

こんな感じで、常に時間に追われている、追いかけ回されている!解放してくれ~!

そして、何より自己嫌悪になるのが、出来ないことがわかっているけど息子に対して、
イライラしてしまう。
自分でやってくれたらな~、と、かなわない願い事をしていたりする。

時間的なストレス、自己嫌悪のストレス、睡眠不足などなど、冷静に考えると、結構厳しい環境で日常を過ごしているように思えてきます。

私と似たような環境の方、結構多いのではないでしょうか?

赤ちゃんのいる方。
小さな子供を育てながら、仕事もしている方。
介護を必要とされる方がいる家庭。

今年のGWは10連休ということで私は、家事、介護、仕事、の仕事の制約から解放されました。

これは大きいです。
1日24時間の中で、8時間(実際にはもっと長い)の実作業がなくなりました。
息子を寝かしつけてから仕事、という日もありません。
イライラがなくなり、自己嫌悪のストレスからも解放され、睡眠不足もありません。

勿論、家事と介護は残っていますが、仕事の時間の制約から解放されて、精神的にゆったり家事と介護ができます。

日常の我が家は、戦場、のようだと思ったりもします。
今年のGWの我が家は、リゾートだったかも?
ここでのリゾートは、時間的制約から解放される場所、という意味で使いました。

なにやら、バカンスとリゾートという別の言葉が、私の中では1つになろうとしているようです。

小さくて、ごちゃごちゃしている我が家ですが、
時間の制約から解放された「リゾート」だったと思います。
10日間という日本人にとっては「バカンス」(長期休暇)でもありました。

次の「バカンス」は、夏休みです。
「バカンス」を取って「リゾート」へ行くために、仕事を頑張ろうと思います。