以前私はお風呂の残り湯は、その日のうちに捨てていた。
防災を考えるようになって、その日のうちには捨てないで、翌日のお風呂の準備する直前に捨てるようにした。
主な理由は、断水した場合のトイレ用の水の確保のためだ。
ただ、例えば震災時に下水管が破損した場合には、トイレを流してはいけないこともあるようだ。
私の頭で考えたのは、まずは自分の都合だ。
自分の家だけのことを考えれば、トイレは水で流したい。
そうすれば、とりあえず、自分の不都合は解決する。
これは短絡的な1面的な考えだった。
震災時には下水管が破損して流れなくなる可能性が高い。
一時的に自分の家のトイレは流せても、いずれ下水管が一杯になりあふれる。
そすうると、しっぺ返しが自分にやってくる。
非常時の対応に関しては、
これやろう!待てよ、他に悪影響はないかな?
を考えるクセをつけた方が良さそうだ。
勿論、非常時はそんなのんびりしたことをやってられないだろう。
普段から、非常時のシミュレーションが必要だ。
風呂の残り湯の使い道だが、
トイレには、非常時はとりあえず使わない。が良さそうだ。
小さな出火の消火。
地震が落ち着いた後の掃除。
手洗い。清潔にするのは無理でもホコリや砂を流せる。
。。。頭が固くてこれ以上アイディアが出てこない。
究極は、無いよりはあった方がマシ。
ちなみに私は残り湯に毎日洗浄剤を入れている。
リーズナブルな物を使えば、1日1錠で10円程度。
いざというときの保険、と思えば高くはないと私は思う。
災害時の風呂の残り湯、使って良いこと、他への影響、いろいろな使い道、
多面的に考える習慣をつけたいと思う。