障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

靴選びは難しかった。今はこれで定着。同じ物を2足揃える。

 

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今はこの靴に落ち着いたが、たどり着くまで大変だった。
私の息子は口をきかないので、靴の試着をしてもどれが良いのか反応がわからない。


ひも靴、ひもが無いスニーカータイプ、足の甲の部分がマジックテープになったもの、いろいろ試した。

普通の紐靴だと中央のベロ?の部分が、足を入れたとき奥に押し込まれてしまう。
その状態でもそのまま靴をはき続けてしまう。

ひもの無いスニーカータイプは足をうまく入れることができない。
かかとを踏み潰した状態だ。自分で直すことはしない、というかできない。

足の甲の部分がマジックテープのものは、うまくマジックテープをはがしたりできない。

というわけで、靴を履くだけでも介助が必要なことが多かった。
何とか靴を介助なしで履けないか?

解消してくれたのが写真の靴の ”ひも” だ。
このひもはゴムでできていて伸縮する。
ひものコブ?膨らんだ部分はサイドの穴の部分でストッパーの役目をはたす。

ゴムなので伸縮して足を入れやすい。
靴中央のベロの部分も下に下がらないので、足を入れたときもそのままの状態をキープしている。

やっと介助なしで履ける靴ができた。

ファッションのバラエティという点では違う靴をとは思うのだが、一人で履ける、となると同じ物が良いのだと思う。

一足では毎日同じ靴なので洗濯できないし、衛生面でも良くない。

そこで同じ靴を2つ買って、ゴムのひもを色分け、毎日交互に履くようにした。

以前はお気に入りの靴を毎日履いていたときもある。
2足で毎日交互に履き替える方が、長持ちしているような気もする。

2足いっぺんに買うので、買う瞬間はお財布に厳しい!と思うが、靴が長持ちしてくれるなら経済的といえる。

過去には数回だけで履かなくなった靴がかなりあった。
定番のくつとゴムひも、できて良かった!