障害のある息子二人と父親一人 56才からのチャレンジ

私は1人親ですが、息子は2人とも障害者です。定年が近づき、親なきあと、を真剣に考えるようになりました。近年災害も多いので障害者の防災の準備もしています。

成年後見人は親族が望ましい、と最高裁が方針変更したらしい。ちょっと安心、でも不安も多い。

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成年後見人は親族が望ましい、と最高裁が方針変更したらしい。
ちょっと安心した感じもあるし、やっぱり不安も多い。

 ここ半年くらいで、いくつかの無料セミナーに参加し、後見人の話も聞いた。
成年後見制度の内容は本を読めば分かる。
現実はどうなのか?

セミナーで聞いた話では、成年後見人の割合は専門職と言われる弁護士、司法書士社会福祉士等、親族以外が7割を占めているらしい。

家族がいるのに、ある日、全く知らない他人が、財布をにぎってしまう。

仮に私の息子に他人の成年後見人が選任されたとしよう。
現時点で私はサラリーマン(定年まで後3年だが)なので、息子の好きなディズニーランドの費用は私の財布から出すので問題無い。

近いうちに私が退職し、私自身の財布も寂しくなると息子の持っているお金から少し負担してもらいたくなる。
そうでないと息子の大好きなディズニーランドへ行けない。

その時、他人の成年後見人はディズニーランドの費用の出費にOKしてくれるのだろうか?

私が心配なのはクオリティー・オブ・ライフを他人の成年後見人が考えてくれるのだろうか?ということ。

いずれ私が死んだ後のことは、後見人に任せるしかない。
ただ、私の頭がしっかりしているうちは、息子のクオリティー・オブ・ライフを維持してやりたいと思う。

今回の最高裁の方針変更で、私が後見人になれる可能性が高まった点はちょっと安心。
必ず私がなれる、という保証はないけど。

できれば、実際に親族が元気で専門職の後見人がついた方の話が聞ける機会があるとよいと思う。
私の不安は、ネットの記事などの情報から、私が想像しているだけだ。
現実はどうなんだろう?良い話、悪い話、現実を知りたい。

私的に参考になった、最高裁の方針変更の記事はこちら↓

成年後見人は親族が望ましいと最高裁が方針変更|司法書士監修